こんにちは^ ^
数あるブログ記事の中からお読みいただき、ありがとうございます。
このブログでは、「超効率主義の一人時間大好きなアラサーOL」が、「毎日ウェルビーイング」をモットーに生きる中で、感じたことや考えていることを書いています。
今日は、「資産形成」に関するお話です。
私は会社員として勤務6年目(2022年8月現在)ですが、シーズンごとの国内旅行、年に1回の海外旅行を楽しんだり、引越しや定期的な冠婚葬祭への参加をしながらも、無理なく、安定的に毎年100万円〜180万円ずつ資産を増やしています。コロナ禍で旅行を控えていた2020・2021年には、合計350万円以上増やすことができました。
以前、このような記事も書きました↓
平日の飲食費用を工夫することで月に最大2万円節約できる方法と、その実践方法やマインドセットについて書いています。私は実際にこの方法で、月に2万円のお金を浮かせました。
本日は、年収が特別に高いわけでもなく、マメに家計簿を記入しているわけでもない、どこにでもいるズボラなOLが、資産形成のために「やっていること」と「やっていないこと」をご紹介します。
- 普通の収入だけど、毎月安定的に無理なくお金を貯めたい人
- お金の貯め方が定まらない人
- 月によって貯金額に変動がある人
- 細かいルールがあると継続できない人
それでは、よろしくお願いいたします。
前提条件
まずは、私の前提条件から。
✔️大卒・社会人6年目
✔️首都圏で婚約者と2人暮らし
✔️財布は別、生活費はほぼ折半(私の家賃負担を軽くしてもらっています)
✔️額面年収は約500万円
✔️金融資産は約750万円(投資利益除く)
家賃や生活費、収入は人によって千差万別。
当然、資産形成にあたって出来ることや出来ないこと、向いていることや向いていないことも千差万別です。
「◯◯円貯める」「◯◯円を目指す」という目標は人それぞれ変わると思いますが、少しでも簡単に、無理なく、確実にお金を貯める方法の一例として捉えていただけると嬉しいです。
やっていること
私が日々やっているのは、この4つだけ。
- 先取り貯金と先取り投資
- 予算を決めて、月のスケジュールを考える
- 週に1回振り返り、調整する
- 「特別費貯金」で急な出費に対応
先取り貯金と先取り投資
資産形成の王道、「先取り貯金」「先取り投資」!
毎月一定額を先に(給与天引きなどで)貯金する方法。
勤務先の社内預金や財形貯蓄制度などを活用することで、「貯金分が天引きされた金額」が手取り額となるため、自動的に貯金ができる。
先取り貯金をするメリットは、なんと言っても一度設定すれば自動的にお金が貯まる仕組みができること。あまりにも王道なので既にやっている人も多いかと思います。
私がやっている先取りはこの2つ。
- 社内預金
- クレジットカードでの毎月投資
①社内預金
設定した金額した金額を、月給・賞与それぞれから天引きしています。
会社によると思いますが、銀行よりも利率が高いことが多いので、会社員・公務員の方は勤務先の制度を確認してみてください。私の会社では年利1%つくので、銀行より全然お得!
<金額設定の際に気をつけること>
- 年間貯金目標額を決める
- 基本的に取り崩しNG!無理のない金額を設定する
①年間貯金目標額を決める
私の会社の社内預金制度は、年に1回年度始に金額を設定するため、事前に「社内預金では年間どれくらい貯めたいのか」を自分で考えておきます。
<例> ※年に2回のボーナスがあるとする
年間目標金額 | 月々の設定額 | ボーナスの設定額 |
150万円 | 8万円×12ヶ月=96万円 | 27万円×2回=54万円 |
100万円 | 4万円×12ヶ月=48万円 | 26万円×2回=52万円 |
50万円 | 2万円×12ヶ月=36万円 | 7万円×2回=14万円 |
私は毎年ある程度の貯金目標額を決めた上で、社内預金をコツコツしていました。
月々の設定額 | ボーナスの設定額 | |
1年目=58万円 | 4万円 | 5万円 |
2年目=112万円 | 6万円 | 20万円 |
3年目=98万円 | 4万円 | 25万円 |
4年目=118万円 | 4万円 | 35万円 |
5年目=118万円 | 4万円 | 35万円 |
6年目=64万円(予定) | 2万円 | 20万円 |
6年目の今は、投資に回す金額を増やしており、社内預金に回す金額は落としています。社内預金は貯蓄方法のうちの1つの手段です。
②基本的に取り崩しNG!無理のない金額を設定する
天引き貯金は、引越しや自身の結婚式、住宅購入など、大きなイベント以外での取り崩しはNG。
社内預金に入れすぎてしまって毎月のやりくりが火の車になるのでは元も子もないですし、リボ払いなどを使用したりするのは言語道断。
自分の生活費と目標貯金額のバランスをしっかり見極めましょう。
②クレジットカードでの毎月投資設定
2つ目の先取りは、「クレジットカードでの毎月投資設定」です。
私は楽天カードで毎月50,000円分の投資信託を購入する設定にしています。
毎月決まった日付に自動的に決済されるので、何も考えなくてOK♡
投資については、他にも日にちを分けて購入したりしているので、別の記事でご紹介したいと思います。
おまけ ◆ 天引き後のお金は使い切っても問題ないと割り切ろう
私の場合、今年度は天引き貯金・投資で月9万円、ボーナスから年間40万円を自動的に積み立てています。これだけでも、年間で約150万円貯まる設定です。
金額によってはプラスで貯蓄・投資できる時もありますが、そこまで細かく考えないようにしています。天引きで最低限の目標額を貯められればOK♡
天引きした上で入ってきたお金も貯蓄に回そうとすると、必要以上に切り詰めたり色々な経験を無駄にしたりする可能性があるからです。資産形成が目的なのではなく、お金はあくまで未来の自分を幸せにする手段です。
予算を決めて、月のスケジュールを考える
私の生活は、基本キャッシュレスで、使用するのはSuica・楽天ペイ・クレジットカードの3種類。(この種類は個人によるので、良し悪しについては触れません)
Suicaも楽天ペイも、クレジットカードからチャージして使用するので、「クレジットカードの支払額」が私の出費の8〜9割を占めています。
そのため、クレジットカード利用額の予算を決めた上で、その月の娯楽費、交際費を決めるようにしています。
<具体的な手順>
- 「固定費」と「手持ちしておきたい現金」の金額を確認する
- 月収から①の金額と先取り貯金・投資額を引く=娯楽・交際費
- その金額の範囲内で、買うものや行くイベント、お金をかけることを決める
私の場合、家賃や光熱費などの固定費もクレジットカードで支払っていることと、月収が毎月そこまで変動しない(残業が基本ないため)ことが幸いし、割と簡単に「娯楽・交際費」を出すことができます。
無限にかけられるものではないので、その月に買うものやお金をかけること、交際費などをある程度計算するようにします。
- 美容院代(1回 16,000円くらい)
- 基礎化粧品やコスメ、書籍、洋服代
- 飲み会やデート代
- 出勤前に入るカフェ代
- グリーン車やタクシー代
「今月は美容院に行くから化粧品や洋服を買うのは控えよう」と考える月もあれば、「今月は美容院には行かないから余裕がある」と思う月もあれば、「今月は交際費が嵩みそうだから、グリーン車やタクシーに乗るのはやめよう」と決める月もあります。
「その範囲内であればどのように使っても良い」と決めているので、「これは少し勿体無いかな?」と思うお金でも、予算に収まるようであれば迷わず使うのが無理のない継続のためのコツです♡
週に1回振り返り、調整する
事前に予算を決めていても、予定は狂うもの。
当初の予定や最初に立てた計画から大幅にずれていないか、週に1回確認をしましょう。
急な出費があったり急な飲み会が入ったのであれば、今後の買い物リストを見直してみるのも良し。
逆に、予定がキャンセルになってお金が浮いたのであれば、欲しいものや外食に回しても良し。
自分が立てた予算の中でやりくるする努力をしましょう。1度うまくできると、「こういう風に調整すれば良いのか💡」としっくりくるはず。
「特別費貯金」で急な出費に対応
旅行、ご祝儀、プレゼント代、家電購入などの、毎月ではないが定期的に必ず必要になるまとまった費用
突然の数万円の出費、イタいですよね。。
せっかく「今月は◯万円貯められそう!」と思っていても、家電が壊れて買い替えたり、ご祝儀の出費があったり(おめでたいことですが)すると、「結局赤字だ、、」となってしまうことがあると思います。
私はこの展開が耐えられず(笑)、『特別費貯金』というものを始めました。名前の通り、「特別費」の出費のために毎月積み立てていく貯金です。
- 「余ったお金を貯金」できれば良しとする
- ボーナスからは予算を取って貯めておくと早く貯まる
- 「金融資産額」には入れず、ないものとして考える
①「余ったお金を貯金」できれば良しとする
一番初めに、「先取り貯金」「先取り投資」の素晴らしさを書きましたが、『特別費貯金』は毎月先取りする必要はありません。
もちろん先取りできるに越したことはありませんが、「先取り貯金」「先取り投資」に定額回したうえで生活費を支払うと、毎月まとまった金額が残るとは限らず、続かないとストレスになります。
だからと言って、いついくら必要になるか分からない特別費貯金の確保を、「先取り貯金・投資」よりも優先するのはやや非合理的。
そのため、「特別費貯金」においてはわざわざ先取りする必要はないと考えます。仮に計上できない月があったとしても、そこまで気にする必要もありません。
②ボーナスからは予算を取って貯めておくと早く貯まる
そうは言っても、毎月数百円しか回せなかった場合、いつまで経ってもまとまった金額にはなりません。
そのため、私はボーナスを振り分ける際には「特別費貯金に回すお金」の予算をとります。
1万円でも5万円でも10万円でも、ストレスにならない自分の許容範囲内で設定すれば良し。
その他、ちょっとした臨時収入が入った場合には、なかったものとして「特別費貯金」に回すようにしています。
③「金融資産額」には入れず、ないものとして考える
この「特別費貯金」は、自分の金融資産としてはカウントしません。
積み立てられる時に積み立てて、必要な時に使います。
ないものとして貯めて使えば、急な出費で金融資産が大きく減ったり赤字になったりする必要がありません。私は特別費貯金の口座を作っていますが、必要がなければ残高を確認したりも特にしていません。
おまけ ◆「特別費貯金」設定のおかげで、心に余裕が生まれる
年齢柄か、結婚式に招待される機会が多くご祝儀を支払う機会が増えましたが、貯金に計上していない「特別費貯金」から出しているおかげで、精神的にも金銭的にも受けるダメージが少なくなりました(^^)笑
また、無理に貯めることもしていないので、数千円しか回せない月があっても特に気にせず、減っても気にせず、とにかく急な出費に対するストレスが激減するのでおすすめ!
やっていないこと
私は以下の3つは、自分はやらない!と決めています。
- 細かい項目管理
- 1円単位で考える
- 衝動買い
細かい項目管理
実際に市販の家計簿やインスタグラムなどで家計管理アカウントの支出欄を見ると、たくさんの項目に分けられています。「固定費」だけでも、住居費、車両費、通信費用、水道光熱費、保険料など。「変動費」だと、食費、日用雑貨費、教育費、交際費、レジャー費、などでしょうか。
確かに細かく見ていくとそうなるのですが、私は細かい項目分けは一切しておらず、前述の通り、「給与 ー 先取り貯金・投資」の金額を、「固定費」「趣味・娯楽費」に分けているだけ。
本来は固定費に分類されるであろう「食費」ですら、「大体これくらいでやりくりしよう」という額を設定して、固定費の中に入れてしまっています。
細かい項目に分けて記録していた時期もありましたが、私には全く向いておらず(笑)1ヶ月も続きませんでした。
自分が管理しやすい項目で管理して継続的・安定的に資産形成していくのが1番です。
1円単位で考える
「細かい項目管理」に引き続き、私は「細かい金額管理」もしません。
レシートを見て1円単位で記録する…家計簿アカウントでは良く見る方法で、私も実際にやったことはあるのですが、まっっっっったく続かなかった(笑)
項目や金額はそこまで細かく考えず、クレジットカードのアプリに記録される利用明細を見て、「今のところはこれくらい使っているんだな」「あといくらくらい使えるな」と考えるようにしています。
衝動買い
「ちょうどセールがやっているから」「せっかくアウトレットに来たから」などの理由での衝動買いは資産形成の大敵。
ワンクリックで何万円もの買い物ができる時代ですが、私はネットでも店舗での買い物でも、「衝動買い」はしません。趣味の読書で読む書籍ですら、一度は買い物カゴに寝かせます。
<衝動買いの前に考えたいこと>
・何故欲しいのか(安いから?流行っているから?)
・(セール品の場合)定価でも欲しい物か
・似たような物を持っていないか、それで代替できないか
・今から1週間以内の間に使う予定はあるか
・具体的な使用シーンを複数考えられるか
・そもそも本当に必要か
物が増えると、その分収納場所や選択肢が増えてしまい、自分のエネルギーも奪われてしまいます。
本当にお気に入りのものであれば運命の出会いと思って買うのも良いですが、一度保留して、後から考え直すと意外といらないと思うことも往々にしてあるので、一度立ち止まってみることを意識してください♡3回に1回でも衝動買いをなくせれば、その分時間もお金も家のスペースも浮きます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
細かい項目分けや1円単位の管理は一切必要なく、自動的にお金を増やしていく仕組みづくりについて書かせていただきました。
- 先取り貯金と先取り投資
- 予算を決めて、月のスケジュールを考える
- 週に1回振り返り、調整する
- 「特別費貯金」で急な出費に対応
- 細かい項目管理
- 1円単位で考える
- 衝動買い
このように見ると、全く特別なことはしていません。
私のような、細かい項目・金額の管理が苦手な方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、また。