私が今ふたり暮らししているのは、1LDK(51㎡)の賃貸。実は内見1軒目で即決したお家です。
引越しをしたことなかった私がすぐに理想のお家に出会えたのは何故か?
今日は、25年以上実家暮らしだった私が、人生初の引越しで「コレだけは譲れない!」と(無知なりに笑)思っていた条件をご紹介します。
▼こちらの内容は、過去にインスグラムでも投稿しています
内見前に最低限考えておくこと
物件に限らず、何かを選んだり決めたりするときに私が意識しているのは、
「コレが揃っていないなら検討しない」という条件を決めておく
という、自分の中での譲れない条件の明確化です。
ちなみにこれは、橋下徹さん著の『交渉力』を読んで意識し出したことです。本編と話がずれるので詳細は割愛しますが、「交渉=話をまとめる力」として、相手に伝わる伝え方が考え方が書かれていておすすめです。
物件の「譲れない条件」を決めて、共有しておく
物件選びが始まったら、まずは「譲れない条件」を決めましょう。一人暮らしであれば自分の考えだけまとめておけば良いですが、同居人がいるなら相手の意見と擦り合わせをしておくことが必須。特に男女だと、拘りたい条件が異なることもありますし、収入によって家賃の予算も異なります。
ここでさらに大切なのが、
「譲れない条件」と「あれば良いなと思う条件」は違う
ということ。この2つは似て非なるもので、同列で考えると話は一向にまとまりません。
「これが揃わないなら、他がどんなに良くても検討しない」という条件
「あるなら欲しいけど、予算や他の条件と突き合わせて検討する」という条件
例えば、家賃1つにしても、【「10万円以下」でない物件は全く見ない】のか、【「10万円以下」が良いけど、新築物件なら12万円でも良しとする】のかでは、検討する物件の数も、検討にかかる時間も大きく異なります。
全ての条件に細かく設定をつけるのではなく、「これだけは譲れない」という条件を決め、余裕があれば、「条件によっては検討するもの」を考えるようにしましょう。
私が譲れなかった条件
私は、絶対に譲れない条件は主に5項目に分けて考えました。
何度も言う通り、「これがないなら他の条件が良くても検討しない」という条件です。
- 防犯面の条件
- 経済的な条件
- 立地的な条件
- お部屋の条件
- その他
防犯面の条件
女性が優先するべきところはやはり防犯面ではないでしょうか。
四六時中パートナーと歩くわけではないので(笑)、私もかなり重視していました。初めて実家から出るので尚更。
画像にも書いていますが、男性は女性ほどはセキュリティ面、特にオートロックを重視しない傾向があると思います。私のパートナーも「あれば良いかなくらい」と話していましたが、完全に無視しました(笑)
2階以上というのは、防犯面でもですが、日当たりと言う意味でも重視◎
経済的な条件
次に優先度が高かったのは、家賃。
世の中では「手取りの3割以内」が家賃の相場と言われていますが、個人的にこれは高い。手取りの4〜5割を貯蓄や投資に回したいと考えていたこともあり、バランスを考えて家賃は手取りの2割以内で探しました。
我が家は夫婦で勤続年数が異なることもあり月収はそれなりに差がありますが(妻の方が低い)、予算については夫と完全に意見が一致◯
ちなみに、結果的にWiFi無料物件に住めていますが、これは「譲れない条件」ではありませんでした!通信費込みで手取りの2割以内に収められているのは満足です。(通常、通信費にはスマホ代も含まれますが、我が家は2人のスマホ料金を入れても世帯手取りの2割以内に収まっています。)
立地的な条件
続いては立地の条件。
「譲れない条件」としては「駅から徒歩10分」でしたが、もちろん近ければ近いほど良いと思っていました。歩くこと自体は苦ではないけど、暑い日や大雨の日はやっぱりしんどい…。
ただし、画像にも書いている通り、「駅から徒歩10分以内」かつ、「大通りに面していない」というのが拘り。車や電車の走行音が嫌でした。これ、そこまで重視する人いないかもしれないですが、個人的には結構重要。
お部屋の条件
お部屋の条件は、拘り出すとおそらくキリがない。
「これも良いな〜」と思う条件は大量にありましたが、我が家が絞ったのは2つだけ。(家賃の予算を優先したかったので、あまり拘ると物件がないだろうと思った。😅)
実家が東西南北それぞれお部屋がある家でしたが、西・北向きの部屋の日当たりが絶望的だったので(周囲の環境にもよります)南向き一択でした。
また、ふたり暮らしに合った間取りはそれぞれ分かれますが、我が家は1LDKで探していました。
- 2LDKよりも家賃を抑えられる◀︎最重要
- 2LDKよりも光熱費も抑えられそう
- 2LDKよりも掃除が楽そう
- 物が少ないので、スペースは不要と判断
- 人を呼ぶことを想定していなかった
- ふたりともリモートワークではない
- 休みが合わないことも多いので、個室は不要と判断
私は1LDKを強くおすすめするつもりはなく、ふたりのライフスタイルによって決めるべきだと思います。
どちらの方が良いということはないですが、「1LDKの方が家賃や光熱費が安く済む」「電気代も安く済む」という経済的なメリットはあるはずです。また、部屋が少なければ、掃除の手間も抑えられると思います。
ただし、もし私たちが、リモートワーク中心の仕事をしていたり、どうしても個室が欲しい、もしくはすぐにでも子どもが欲しいという考えだったら、間違いなく2LDKにしていたと思います。
その他
最後に、それ以外のことで重視していたのは、「宅配ボックスがあること」
食品以外の買い物はほぼ全てネットで済ませているのと、平日は基本的に仕事で不在なので、この条件も絶対に外せませんでした。
拘ってはいませんでしたが、「敷地内にゴミ捨て場があること」「カードキーであること」も、住んでみると便利だなと思っています。
まとめと私見
以上が、引越し初心者の私が譲れなかった物件の条件です。
この記事でお伝えしたかったことは、
「譲れない条件」を決めておくこと!
とにかくこれに尽きます。
条件は人それぞれ異なると思いますが、項目が参考になれば幸いです。
今の家は有難いことに私が当時重視していた条件を全てクリアしていますが、それなりに妥協したこともいくつかはあります🤔本当はこれも欲しかったけどなあ…と思っていることや、当時は重視していなかったけどこれ大事だなと思うポイントについては、別の記事でご紹介できればと思います。
最後までお読みいただき、有難うございました。